月別アーカイブ: 7月 2016

アイユウの苑しおはま こども福祉体験教室

昨日、市内の5つの小学校から総勢25名の子ども達を施設にお迎えして、「こども福祉体験教室」を開催しました。

この教室は「アイユウの苑しおはま」拠点が持てる能力(物的資源や人的資源等)を地域にどうにか還元したいと以前から企画し、やっと開催にこぎつけたものです。

「施設を探検しよう!「お宝を探せ!」スタンプラリー」と称して施設内のバリアフリーな箇所を宝の地図を持った子ども達を職員(教室では「隊長」と呼んでいました。)が施設案内をしたり、こども用の高齢者疑似体験セットを用いて、高齢者の生活における5つの”不便”を体験してもらいました。

また、管理栄養士による紙芝居を用いた高齢期における嚥下能力低下などの説明と介護食の試食もして頂きました。

2時間の教室でしたが参加された子ども達も楽しそうで怪我もなく無事終えることができました。この教室に参加したことで高齢者福祉に対して少しでも興味を持って頂き、何かを学び取ってもらえていたら願います。さらには、夏休みの自由研究の一助になればと思います。

今回ご参加された皆様。どうもありがとうございました。

地域密着型介護老人福祉施設しおはま 主任生活相談員 高下康司

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「非常食提供訓練」を実施しました!

皆さんこんにちは。

梅雨明け宣言はまだですが、季節はもう7月!一年の折り返しを迎える時期となりました。この夏は猛暑が心配されていますが、暑さも一段と厳しくなってきた今日この頃です。

熱中症、脱水予防のためにも、水分補給・温度調節に気を付けて、どうぞご自愛ください。

さて、先月6月26日、アイユウの苑彦島では、特養利用者様を対象に、備蓄食料を使用した「非常食提供訓練」を実施いたしました。普段、お食事は1階厨房にて調理、提供させていただいておりますが、今回、厨房はもちろん、電気・ガス・水道も使えない。という設定です。各階の出勤ケアワーカー数名と、栄養士、また委託先の調理員も参加いたしました。各階のユニットキッチンで調理、提供するのは初めて!という職員も多い中での作業は、緊張や戸惑いも多くありましたが、実際に提供することで分かったこと、改善が必要だと感じたことも多々あり、訓練を実施出来たことは大変有意義だったと感じました。訓練後のアンケートからいただいた多くの意見を元に「非常食提供マニュアル」についてもよりわかりやすく、役立つ内容に修正してまいります。

また、今回訓練を実施するにあたり、ご利用者様やご家族様にもご理解、ご協力をいただき、ありがとうございました。非常災害はいつ起こるかわかりません。施設職員の誰もが、落ち着いて、安全に食事提供ができるよう、今後も継続的な改善に努めて参ります。

栄養管理・食事サービス部 管理栄養士 村田 千佳

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褥瘡が治ってきました。

Kさん。右かかとに水疱ができて、徐々に悪化し黒色壊死の状態になりました。
(1)水疱ができました。保護フィルムで保護していました。

(2)水疱がつぶれて感染を起こし赤くなっています。保護フィルムを中止し石鹸洗浄しガーゼ保護に変更しました。
(3)腫れて発赤が強くなり、発熱しました。主治医に報告し、抗生剤の内服と点滴が開始となりました。症状も少しずつ改善。解熱し、腫れが治まり発赤もなくなりました。毎回、石鹸洗浄後後主治医指示による褥創・皮膚潰瘍治療剤を塗布しガーゼ保護しました。

(4)処置を継続してずいぶんきれいになりました。

(5)現在の状態です。

訪問は、日・祭日も関係なく毎日、朝・夕の2回/日訪問して処置を行いました。とても明るい方で認知症がありますが、会うたびに「あんた。ひさしぶりやね。元気やったかね。」と6時間おきでも声かけてくださいました。毎回、石鹸できれいに洗って主治医指示による軟膏を塗布しました。感染徴候がみられた時は主治医にすぐに連絡し抗生剤を処方していただいたことで早めに解熱して発赤も治まりました。

仙骨部の褥創も治りました。
Kさんは、動きが悪くなったからか仙骨部にも褥創ができました。
(6)石鹸洗浄後、主治医指示にによる創傷被覆・保護材を貼り保護フィルムで保護していました。
(7)椅子に座る時にずれが生じて悪化していました。
(8)毎回、処置を継続して改善傾向となっています。剥離部分が縮小し、滲出液が減ってきました。
(9)毎日の処置で完治しきれいになりました。

訪問看護サービス

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子どもたちに有意義な交流会

6月上旬より、向井小学校の3年生が来苑してくださっています。

交流会は毎年行っているのですが、今年度はちょっと趣向が違います。

例年の交流会は、1日限りの1回限り。児童の皆さんが歌などの発表や、お年寄りと触れ合うゲームを考えて披露してくださるものでした。

今年度は、事前の話し合いの結果、複数回行なうこととなり、事前の準備はほとんどなく、発表や披露の機会でもありません。

児童の皆さんは、来苑して初対面のお年寄りとコミュニケーションをとります。

児童の皆さんにしてみるとご利用者の皆さんは、自分のおじいちゃん、おばあちゃんよりも上の世代。

自分の思っているおじいちゃん、おばあちゃんよりも耳が聞こえづらかったり、身体が思い通りに動かなかったりと、新しい体験の連続のようです。

ご利用者は最高の笑顔で迎えますが、子どもたちはとっかかりが難しいようです(大人でもこんな場面は難しいですよね。)。

それでも回数を重ねるごとに、児童の皆さんもよりコミュニケーションがとれるようにと工夫を凝らして来苑してくださいます。

「体験を活かして、次の工夫に繋げる。」これこそが勉強です。

児童の皆さんの一所懸命な姿が、なおさらご利用者には可愛く映るようです。

グループホーム 管理者 江藤 文彦

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