高齢期にこそ大切なタンパク質

超高齢社会になり、さらに高齢化が進む今、高齢期の自立した生活を妨げる要因の一つとして「ロコモティブシンドローム」があります。加齢に伴う筋肉量や筋力の低下。関節、軟骨、椎間板、骨量の低下や障害により、歩行や日常生活に支障をきたして要介護になるリスクの高い状態になることを「ロコモティブシンドローム」(略してロコモ)といいます。

ロコモ予防のキーポイントは「筋肉」です。高齢期になると食欲減少と食生活の質の低下により「低栄養」となりやすく、筋タンパク合成力の衰えから筋量の低下がはじまります。筋力アップに必要なものは「運動」「睡眠」「休息」そして「栄養」。特にタンパク質の役割が重要となります。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などからバランス良く摂取することが大切ですが、脂肪の少ない部位のお肉は特に良質なタンパク質と言われる必須アミノ酸含有量が高く、高齢期も一日一食はお肉を使用した献立を組み入れることが大切です。

栄養管理・食事サービス部 管理栄養士 松宮志真

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