ノーリフティングケアについて学ぶ(法人事務局)

先日、高知県で開催された第1回高知家ノーリフティングフォーラムとノーリフティングケアの先進施設の見学に法人職員5名で行ってきました。高知県はノーリフティングケアについて県を挙げて推進している自治体です。

日本ノーリフト協会のお話によると、ノーリフティングケアとは、介護する側・される側双方において安全で安心な、持ち上げない・抱え上げない・引きずらないケアをそう呼ぶそうです。

介護の仕事はきつい仕事、つらい仕事と言われがちです。製造業や運送業など腰痛予防をはじめ労働災害の予防に長いこと努めてきた産業と比べると介護業界はその点、後れを取っている感が否めないのが現状だと思います。私たちは、労働環境を守る観点からも日本ノーリフト協会が提唱するノーリフティングケアを推し進めていく必要性を強く感じました。

また、人の力で介助をすることは、ご利用者様にとっても苦痛であったり恐怖を感じたりするものだと聞きました。介助する人のケアの質に頼らない福祉用具を用いたケア技術は、ご利用者様にとってもきっと良いものであると確信しています。

大切なのは、福祉機器を導入することではなく、今までの働き方を少しずつでも変える「意識改革」「ケア技術改革」です。この機会が介護の大きな転換期だと捉え、法人として推進していきたいと思います。

法人事務局 品質マネジメントシステム実行担当者 高下康司

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